引き続き作業時間がアレなので昨日書いた妄想に関してメモっておく。
お話というよりは設定寄りの話。
今回の千古くんは「ちょっと中二病が抜けきっていない高校生」というコンセプトで、男女宮さんの正体についてブッ飛んだ考察を真剣にやってしまうような男子とする。
なので行動原理としては「男女宮さんの正体(秘密)に近づく」ことを優先する。
しかし、中二病が抜けきっていないので、それと同時に「秘密を知っているのは自分だけ」という状況を維持しようとする。
というところを踏まえ、作中の千古くんは男女宮さんの"衝動"について人喰いのそれであるとしながら、自分が犠牲となって男女宮さんの衝動を鎮める(と思い込む)ことで悦に入っているのである。
一方の男女宮さんは"衝動"以外には目が隠れてしまうくらい長い前髪くらいしか怪しいところのない、落ち着いた雰囲気の女子とする。
千古くんが自分の秘密を探ろうとしているなどとは夢にも思っていないので、彼とのやりとりでは基本的に素直で裏表のない意見を述べる。
なので千古くんの(厨二的)アプローチに対して男女宮さんがどのように切り返すかが話の肝となる。
千古くんの期待としては「気づいてしまったのね...」的な展開を望んでいるが、直球で質問をしない(回りくどい訊き方をする)ので、男女宮さんからは期待とずれた回答が返ってくる。
あとは話の落とし所として、千古くんが男女宮さんの返しに対して「(それってもしかして...?)」と急に恋愛脳を覚醒させて、「そんなつもりじゃねーし!」と照れ隠しをする、と。
実は千古くんが男女宮さんの正体を探ろうとするのは好意の裏返しなのでは?みたいなね。自覚のない恋心的なね。
そんな話が描きたいなぁ。