「（…まずいことになった）」
前を歩いているのは同じクラスの真宵さんだ。
声をかけるべきか…？
無言で通り過ぎても大丈夫か…？
いや待て、ここで声をかけなかったらつまりそういう仲で確定してしまうのでは？
用事がなければ特に声をかけない仲で3年間…
それはよろしくない！
特に「女子とも気軽に話せるキャラ」は絶対に外したくない！！（）
練習…というと悪いけど、ここで真宵さんと話をして経験値を積まなければ…！！
っていうか真宵さんとも仲良くなりた
「危ないよ」
真宵さんに手を掴まれる明野くん。目の前には電柱。
「あ…ありがとう」
「何か考え事してた？」
「えっ…あー、まぁ…」
「気をつけてね」
「うん、ごめん気をつけるよ」
ここでいったん会話終わり。再び歩き始める2人。
「（…なんか一緒に歩く流れになってる！？）」
「（何か話題を振らなければ…）」
===
ちょっとここまで。
続きは明日もう少し練ってみる。
まーた話を変えようとしている。
明野くんは帰り道に同じクラスの真宵さんを見つける。
このままいくと追い越すことになる…声をかけるべきか否か。
「やっほー」くらいで通り過ぎていいんだろうか？すれ違う時ならよくありそうだけど…
っていうかそもそも向こうが俺のこと知らなかったらどうする？声かけても気まずい感じになるだけじゃないか？
ヤバい、このままじゃ追いついてしまう。歩く速さを落として時間を稼がなければ…
もういっそ何も言わずに追い越すか。後ろ姿じゃ気づけなかったことにして。まぁよくあることだろ…
ぐるん
ここで振り向く真宵さん。
「！！」
お互い驚く顔。
「…明野くん？」
「（俺のこと知ってたじゃん…）」
「ストーカーか何かかと思った」
「！！…いや、決して後をつけてたとかそういうわけでは…！」
指で明野くんの口を塞ぐ真宵さん。
===
みたいな。
真宵さんが振り向くまでの明野くんの思考をもっと掘り下げたいな。。。
見切り発車でネームを描いてみる。
描いてみたけど状況の説明だけで1ページは使い過ぎだなぁ、という気がする。
これは圧縮する、というよりかは言葉の説明じゃなくてキャラのやり取りとかで見せた方がいいんじゃない？という話かもしれない。
いや、そういう話は全体を何ページで描くのか？を決めてから考えるべきか。
やっぱ見切り発車じゃダメか。もっと全体的に固めないと。。。
昨日しれっと書いた、最後の「明日も一緒に帰ろう」のくだりをどうしようか考えていた。
「楽しかったよ」の後のやりとりを直球で「ホントだ」みたいにするんじゃなくて、
「…明野くん、部活はやってる？」
「え…い、今はないけど」
「そう…」
「じゃあ明日も一緒に帰れるかもね」
「！」
みたいな。
後はその前に一緒に帰ってる時に何の話をするのかを考えなきゃな。
当たり障りのない感じって天気の話とか授業とかテストの話とかになるんだろうか。
…高校生そんな話するか？
ちょっと前に書いた構想から変えようかと悩み中。
さらにもう一つ前に書いたやつとだけど。
ただ真宵さんと明野くんが一緒に帰るだけ、くらいから始めようかなと。
明野くんは偶然帰り道が真宵さんと同じだったのでこれを機にお近づきになりたい男子。
でもほぼ初対面なので会話も弾まず何となく一緒に歩くだけ。
別れ際に「今日は付き合わせてごめんね」とか言われちゃう始末。
当然「そんなことないよ、楽しかったよ」と返す明野くん。
ここで突然指で明野くんの口を塞ぐ真宵さん。困惑する明野くん。
そのまま指を離し自分の口につける真宵さん。
「…ホントだ」
「？」
困惑する明野くんをよそに普通に帰る真宵さん。去り際に明日も一緒に帰ろうと言って帰っていく。
===
今のところ頭にあるのはこんな感じかな。。。
明日からネームに起こしてみるか。
真宵さんのデザインはこんなんでどうだ。
ちょっと迷走気味だけど。
なんかもみあげ？サイドが長いと変な感じなので、いっそ耳出してもいいかも？
髪はボサかつ長過ぎずの微妙なラインをキメなければならない。
…これ数を描かないとブレッブレになるやつだな。しばらく落書きするか。。。
