この記事の対象読者:
- ストリートファイターVをこれから遊んでみる人
- ストリートファイターVの初心者用の記事を読んだけどちょっと難しそうだと思って別の記事を探している人
- 13,500字の大長文を読む覚悟(とお暇)のある人(目安は30分くらい)
内容に関する注意:
- 「対戦で勝つ、強くなる」ための方法・テクニックは解説していません。
- 「勝つ」ことではなく「遊ぶ」ことを目的としています。
- まさかの図表0です。分かりにくい箇所があれば可能な範囲で補足しますので、ご指摘いただければ幸いです。
- また記載内容に間違いがあった場合にも、ご指摘いただければ幸いです。
目次
- 目次
- 前書き(飛ばし読みしよう!)
- 早速遊ぶ準備をしよう!
- CPU(コンピューター)相手に対戦してみよう
- しゃがみ強キックに負けないために
- しゃがみ強キックよりリーチの長い攻撃で反撃しよう!
- しゃがみ強キックより素早く攻撃して反撃しよう!
- しゃがみ強キックが通じなくなったら
- 覚えること多すぎでは?
- 対戦を振り返ってみよう
- あとがき(飛ばし読みしよう!)
前書き(飛ばし読みしよう!)
最近の流れに触発されて初心者向け記事を書いてみたくなったので書いてみた。
ここ素人が漫画描いてるブログじゃないの?
巷には初心者向けの記事があふれかえってるのになんであえて書く必要があるんだと言われれば、ちょうど最近見た記事が初心者向けにしては上級的な内容(個人の感想)だったからである。
説明は懇切丁寧だし、お手本動画がてんこ盛りでめっちゃ分かりやすいんだけどね。
でも最終的に経験者との対戦を目指すために、どうしても難しい話まで踏み込んでしまっている…気がしたので、初心者はもっと簡単にこのゲームを遊んでいいんじゃないかと思った次第。
早速遊ぶ準備をしよう!
さぁ、そうは言っても最低限の準備は必要だ。
何を準備すればいい?
あ、大前提としてゲーム自体の操作方法は分かっているものとして話を進めるので、その辺はゲームを起動して確かめておいてね。
キャラクターの操作を覚えよう
まずはキャラクターを動かしてみよう。
覚える操作は下の二つ。
- 移動
- 攻撃
早速メニューから「トレーニングモード」を起動して、好きなステージ・キャラクターでトレーニングを始めよう。
移動
これは直感的だし分かりやすいね。
方向キーを押すとその方向にキャラクターが移動するよ。
ジャンプは一緒に前か後ろの方向キーを入れると、その方向にジャンプするぞ。
一度ジャンプすると空中にいる間は軌道修正できないので注意!
またジャンプと違って、しゃがんでる間は基本的に移動できないぞ!(移動できるキャラも稀にいるぞ!)
これで移動はOK!
攻撃
問題はこっちだ。なんと攻撃ボタンが6つもある!(某大乱闘ゲームは2つなのに!)
でも慌てることはない。落ち着いて見てみよう。
まずはパンチ(P)とキック(K)の2種類。
そして弱中強の3種類。
つまり2種類×3種類=6ボタンだ。
弱パンチ、中パンチ、強パンチ
弱キック、中キック、強キック
全然覚えられそうだね!(小並感)
それぞれのボタンを押して、どんな攻撃が出るか確認してみよう!
...確認できた?できたらOK!
ちなみにしゃがんでる間や、ジャンプしてる間にも攻撃ができるぞ!
立っているときとは違う攻撃が出るぞ!
これで遊ぶ準備はOK!
CPU(コンピューター)相手に対戦してみよう
「えっ、これだけの操作で対戦を!?」
「知ってるぞ!このゲームにはもっとド派手な必殺技とかコンボというものがあるんだろう!?」
「俺は必殺技を使って戦いたいんだが!?」
「っていうか、まずコンボ練習じゃないの?」
...と思ったそこのあなた。
メッチャ分かる。
(でも書くと長くなっちゃうから省略。ごめんね。多分「コマンド技 出し方」とか「キャラ名 コンボ」で調べれば出てくるんじゃないかな。)
さて、トレーニングモードを終了して、メニューから「バーサスモード」を起動しよう。
CPUの難易度は4だ!
えっ!?6つの攻撃しか覚えてないのに、MAX8レベル中の4!?
大丈夫、あなたはもうこのレベルのCPUを倒せるだけの力を手に入れています。
Let's 対戦!
必勝法でCPUに挑んでみよう!
勝てた方へ:
ね、勝てたでしょ?
惜しくも勝てなかった方へ:
そんなあなたに必勝法を伝授します。
(自分で攻略したい!という立派な方も、この後の話に使うので試してみてください。)
(勝てた方も、この後の話に使うので試しt)
必勝法...それは
しゃがみ強キックを連発する!!
奴を倒すのに蝶のように舞い蜂のように刺す必要はありません。
執拗に足元を蹴り続けるだけでいいのです。
だまされたと思って試してみてください。
ガードされた?反撃された?
大丈夫、めげずに連発だ!
・・・
...さて、必勝法通りしゃがみ強キックを連発したあなたは、きっとCPUに勝てたことと思います。しかし「こんなつまらん勝ち方をしてなんの意味があるのか?」と、そう思われた方もいるでしょう。
大丈夫、これ以上つまらんことはやりません。
次はしゃがみ強キック連発とかいうつまらん勝ち方をしてくる奴を逆にやっつけてやろう!!
早速トレーニングモードを起動だ!
あ、トレーニング相手はKENくん(最初に選ばれてる金髪の兄ちゃん)にしといてね。
しゃがみ強キックに負けないために
なぜCPUはしゃがみ強キックに負けたのか?
6つの攻撃を色々試していて、すでにお気づきの方もいるかもしれません。
このしゃがみ強キック、実は当たった時の相手の動きが他の攻撃とは違います。
実際に攻撃を当ててみよう!
…しゃがみ強キックを当てた時は相手が転ぶことに気がつきましたか?
この相手が転んでいる状態をダウン状態と呼んでいます。
CPUはこのダウン状態になった後、適切な行動を取れなかったがためにしゃがみ強キック連打に敗北したのです。
ダウンしたらどうなるの?
ダウンすると相手の攻撃が一切当たらない状態になります。
起き上がって行動できるようになるまで一切の攻撃が当たりません。
大変フェアなゲームですね。
…と思ったら大間違い。
ダウン状態は非常に危険だぞ!
確かにダウンしている間、相手は攻撃を当てることはできない。
しかしそれ以外は好き放題動くことができるのだ!
そして相手は起き上がった瞬間に攻撃を当ててやろうと虎視眈々と狙っているぞ!
この「起き上がった瞬間に攻撃を当てられること」の何がヤバいのか?
突然だけどこのゲーム、どんなに素早く見える攻撃(弱パンチとかね)でも、0.05秒くらい振りかぶって攻撃をしている。
ということは、ダウンから起き上がった瞬間にぴったり攻撃を重ねられてしまうと、どんなに素早い攻撃だったとしても、振りかぶっている間に攻撃を喰らってしまって反撃できない!
じゃあしゃがみ強キックで転ばされたらどうすればいいの?
ガードだ!
実はこのゲーム、ガードには受けるダメージを減らすよりも重要な役割があるのだ!
...と、その前にちょっと脱線。
受け身をとってダウン回避!
ダウンしてしまうと、攻撃を重ねられてしまう!反撃できない!キケン!
ということは何となく分かっていただけただろうか。
しかしこのゲーム、この「キケン!」を軽減するためのシステムが搭載されている。
それが受け身。
受け身はダウンする瞬間に方向キーの下か、パンチボタンのどれか2つを同時押しのどちらかを入力すると取ってくれるぞ!
ちなみに方向キーの下ではなく後ろ、パンチボタンではなくキックボタンのどれか2つを同時押しすると受け身を取りながら少し後ろにも下がってくれるぞ!
(ダウンする瞬間を狙って押すのは難しいので、連打しておくと受け身を取りやすいぞ!)
(ちなみにどっちを入力しても後ろに下がらない受け身しか取れない状況もあるぞ!)
(そもそも受け身を取れない状況もあるぞ!)
受け身を取ることで、ダウンしている時間(=相手が好き放題動ける時間)を短くすることができるぞ!
後ろに下がらない受け身(その場受け身)と、後ろに下がる受け身(後ろ受け身)があるけど、相手から距離を離した方が好き放題されにくい(起き上がった瞬間に攻撃が届きにくい)ので、基本的には後ろ受け身を使うといいぞ!
じゃあその場受け身はいつ使うの?
実はその場受け身は、後ろ受け身より起き上がるのが早いぞ!
後ろ受け身で起き上がると思っている相手に、その場受け身で素早く起き上がって反撃!...とかしたりするんじゃないかなぁ?(偉い人に聞いてみよう!)
(受け身の練習については、次の章でトレーニングモードの相手にしゃがみ強キックをしてもらう方法を説明するので、そこで試してみよう。)
しゃがみ強キックをガードしよう!
さぁ、受け身から話を戻して、しゃがみ強キック攻略の第一歩はガードだ!
早速しゃがみ強キックをガードしてみよう!
...どうやって?
===================================
レコード機能で相手にしゃがみ強キックをしてもらおう!
トレーニングモードのメニューを開いて、「ダミー設定」(ウィンドウの一番上を切り替えるぞ!)を選んで「ステータス」を「レコード再生」にしよう。
そしたら「アクションレコード設定」を選択しよう。
すると別ウィンドウが開くので、「レコードスロット1 レコード開始」を選択しよう。
ウィンドウが閉じたかな?
今、トレーニングモードの相手を動かせる状態になっているぞ!
そしてこの時の操作が記録されて、後で再生することができるぞ!
ちなみに記録は最初に方向キーかボタンを押した瞬間に始まるぞ!
記録を終わるときはトレーニングメニューを開けばいいぞ!
というわけで、
① 垂直ジャンプ
↓
② ジャンプしている最中に方向キーを下に入れておく
↓
③ 方向キーは下に入れっぱなしで、着地した瞬間から強キックを連打!
を記録してみよう!
しゃがみ強キックを連続10回くらい出したらトレーニングメニューを開いて記録を終了しよう。
トレーニングメニューを開くと、さっきの「アクションレコード設定」の別ウィンドウに戻るぞ!
キャンセルして一つ前のメニューに戻ろう!
次に「アクション再生設定」を選択しよう。
また別ウィンドウが開くぞ!
そして「レコードスロット1」を「ON」にしよう!
そうしたらトレーニングメニューを閉じてみよう。
KENくんがジャンプした後にしゃがみ強キックを連発していればOK!
後は自動でループ再生してくれるぞ!
(ちなみになんで最初にジャンプしてもらってるかというと、しゃがみ強キックだけを連発されると、ガードできる距離まで近づくのが面倒だから。)
(KENくんにジャンプしてもらうことで、ジャンプしている間にKENくんに近づいてからしゃがみ強キックをガードできるようになるのだ!)
===================================
さて、それじゃあ気を取り直してしゃがみ強キックをガードしてみよう!
ガードするためには、キャラクターの後ろの向きの方向キーを押すぞ!
そう、後ろ歩きと一緒!
キャラクターが後ろ歩きをしている最中に攻撃を受けると、自動でガードしてくれるぞ!
まぁ
しゃがみ強キックはそれじゃガードできないけどね。
このゲームでは足元を狙った攻撃(しゃがみキック系とか)を下段攻撃と呼んでいて、しゃがみながらでないとガードできないのだ!
つまりしゃがみ強キックをガードするときはキャラクターの後ろ斜め下の向きの方向キーを押す必要があるぞ!
まずはKENくんが繰り返し出してくるしゃがみ強キックをじっとガードしてみよう。
こちらからは一切手を出さず、ずっとガードし続けるのだ!
...いつの間にかしゃがみ強キックが当たらない位置まで離れたね?
そう、相手の攻撃をガードすると少しだけ相手との距離が離れるのだ!
相手がどれだけパンチやキックを連発していても、ガードをしているだけでその猛攻から抜け出すことができるぞ!
ガードで相手の攻撃が届かない距離まで離れたら、反撃開始だ!
しゃがみ強キックよりリーチの長い攻撃で反撃しよう!
さぁ、相手のしゃがみ強キックが当たらない位置まで離れたら、どの攻撃で反撃しようか?
それはしゃがみ強キックよりリーチの長い攻撃だ!
しゃがみ強キックよりリーチの長い攻撃であれば、相手の攻撃が当たらない位置から一方的に攻撃できるぞ!
6つの攻撃ボタンを押して探してみよう!
...見つかったかな?
答えはジャンプ攻撃だ!
ジャンプ攻撃のリーチは「ジャンプ移動+手足の長さ」だから、どんな地上攻撃のリーチよりも長いのだ!
しゃがみ強キックを連発するKENくんにジャンプ攻撃をお見舞いしてやろう!
...ん?
ジャンプ攻撃を当てたのはいいが、すぐにしゃがみ強キックで反撃される?
そんなときは最初に戻ってガードだ!
ガードで再び距離を離して、しゃがみ強キックが当たらなくなったらジャンプ攻撃で反撃だ!
しゃがみ強キックより素早く攻撃して反撃しよう!
ここで相手をKENくんからRYUさん(KENくんの左隣にいる赤いハチマキのおっさん)に変えてみよう。
そしてKENくんと同じように、しゃがみ強キックを連発させてガードしてみよう。
...異変に気付いただろうか?
KENくんのときより距離が離れづらくないか?
一瞬しゃがみ強キックが当たらない位置まで下がったのに、またすぐ当てられていないか?
そう、このRYUさんという男、ほんのちょっと前に進みながらしゃがみ強キックを打っているのである。
(ズルしているわけではなく、そういう風に開発されてしまったのである。RYUさん以外にもちょっと前に進みながらしゃがみ強キックを打つキャラクターがいるぞ!)
RYUさんにぶつかる距離からガードを始めると、しゃがみ強キックが当たらなくなる距離まで離れるのに、なんと19発もガードしなくてはならない。
対人戦の相手だったら、20発もガードさせ続けてチャンスをくれるようなことはしないだろう。
じゃあ他にもっと早く反撃できる方法はないのか?
それは相手より早く攻撃することだ!
え?
しゃがみ強キックをガードした後にしゃがみ弱パンチを連打したけど、相手に届かなくてしゃがみ強キックで反撃されたって?
確かにいくら素早い攻撃でも、届かなきゃ意味はないよね。
じゃあ弱パンチが届く、近い距離でガードしたときじゃないと反撃はできないのか?
そんなことはない。
実は弱パンチみたいな素早い攻撃でなくても反撃はできる。
何故なら
しゃがみ強キックをガードすると、相手がもう一回しゃがみ強キックを出し始めるよりも早く動き出して攻撃できる
からだ!
...どういうことだ???
有利不利を確認してみよう!
キャラクターが攻撃を当てた、またはガードさせたとき、攻撃を出した側と攻撃を受けた側で、次の行動がとれるようになるタイミングが違うぞ!
このタイミングが早い方を「有利」、遅い方を「不利」というぞ!
早速しゃがみ強キックの有利不利を確認しよう!
トレーニングモードのメニューを開いて、「基本設定」の中から「アタックデータ」を「ON」にしてみよう。
体力バーの下にいろんな情報が表示されるようになったかな?
そうしたら、その中の「FRAME」という情報を確認してみよう。
RYUさんのしゃがみ強キックをガードしたとき、自分のFRAMEには(+11)、RYUさんのFRAMEには(-11)と表示されるはずだ。
((+11)が表示される前に一瞬(+3)と表示されるけど、途中経過の情報なので無視してOK!)
FRAMEはゲーム内の処理時間を表していて、このゲームは1フレーム(1F)ごとにどのボタンが押されたかを判定している。
そして、1F = 1/60秒 になっているので、理論上は1秒間に60回のボタン入力を受け付けることができるのだ。
ここで勘の良い読者の方はお気づきになっただろうが、(+11)、(-11)はこのフレームを表している。
つまり (+11) = 11/60 = 0.183秒、(-11) = -11/60 = -0.183秒くらい。
(+11) の自分は、RYUさんより 0.183秒 早く動き出せる!
(-11) のRYUさんは、自分より 0.183秒 遅くしか動き出せない!
というわけでRYUさんのしゃがみ強キックをガードした後は、自分が11F「有利」、RYUさんが11F「不利」ということになる。
そして不利なRYUさんのしゃがみ強キックは、7F振りかぶってから攻撃を出しているので、次のしゃがみキックが当たる前に反撃するには、
11F + 7F - 1F = 17F(0.283秒)
17Fで攻撃できる技を出せば反撃できるのだ!
(18FぴったりだとRYUさんのしゃがみ強キックと相打ちになるぞ!)
もしもRYUさんがしゃがみ強キックをガードされたのを見て、
「やべっ、反撃されるからガードしなきゃ!」
と思ったとしても、10F以内に攻撃できる技を出せば、ガードされるより早く攻撃できるぞ!
この「ガードが間に合わないタイミングで出される攻撃」のことを確定反撃(確反)というぞ!
しゃがみ強キックに確定反撃を入れてみよう!
「そんなこと言われたって10F以内に攻撃できる技なんて知らないよ~」
というのは当然の話。
Google先生に聞いてみてもいいけど、自分で調べることもできるぞ!
まずはRYUくんに「垂直(真上)ジャンプ→しゃがみ強キック→しゃがみガード」をやってもらおう。
レコードするときは、
① 垂直ジャンプ
↓
② ジャンプしている最中に方向キーを後ろ斜め下に入れておく
↓
③ 着地したら強キックを押す(方向キーは後ろ斜め下に入れっぱなし)
↓
④ 反撃が遅かった場合、ガードできるように数秒間方向キーを後ろ斜め下に入れっぱなし
とするといいぞ!
(最初のジャンプは、しゃがみ強キックを出すタイミングを分かりやすくするためなので、必要ない人はジャンプを省略してもいいぞ!)
これでRYUさんのしゃがみ強キックをガードした後に攻撃してみて、
RYUさんが攻撃を喰らったらその攻撃は確定反撃、
RYUさんがガードできたらその攻撃は確定反撃ではない、
ということになる。
さぁ、確定反撃ができる技を探してみよう!
反撃できるタイミングを覚えよう
「RYUさんのしゃがみ強キックをガードしたぞ!今だ!」
と攻撃ボタンを押したのに、キャラクターが攻撃してくれなかった?
それは、攻撃をガードすると一瞬動けない時間が発生しているからだ!
(ガード硬直というぞ!)
じゃあいつボタンを押せばいいのさ?
私も実際に何秒動けない時間があるのか知らないので()、感覚的に確かめてみよう!
RYUさんには引き続きジャンプからしゃがみ強キックをやってもらおう。
そしてRYUさんのしゃがみ強キックをしゃがみガードしたら、その瞬間に方向キーから手を離してみよう。
すると、ガード硬直で動けない時間が終わった瞬間にキャラクターが立ち上がるぞ!
このタイミングを覚えて反撃しよう!
(実際には動けるようになるほんの少し前にボタンを押しても反撃してくれるぞ!このゲームは易しいのだ!)
しゃがみ強キックが通じなくなったら
ここまでしゃがみ強キックのお仕置きを考えてきて、CPUへの必勝法が「必勝法(笑)」だったことは分かっていただけたと思うけど、ここでまた立場を逆転させてみよう。
相手がこっちのしゃがみ強キックをお仕置きしてくるときにはどうしたらいいの?
ガードしてきっちり確定反撃をしてくるとき
大前提として、確定反撃は防ぎようがないぞ!
なので、こうなったらしゃがみ強キックを使うのをやめるぞ!
確定反撃をもらわない攻撃を探そう!
しゃがみ強キックをやめて、代わりに確定反撃をもらわない攻撃をしよう!
といっても、どの攻撃なら確定反撃をもらわずに済むのか?
これもトレーニングモードで調べられるぞ!
相手は誰でもOK!
トレーニングモードが始まったら、メニューを開いて、「ダミー設定」(ウィンドウの一番上を切り替えるぞ!)の中から「ステータス」を「ダミー」にしよう。
そして「スタンス」を「しゃがみ」、「ガード」を「全てガード」に変更しよう。
こうすると、相手が全ての攻撃をしゃがみガードしてくれるようになるぞ!
あとは攻撃をガードさせてみて、FRAMEのマイナスが小さい攻撃を探そう!
目安としては (-2) だ!
このゲームの素早い技は、振りかぶって攻撃を出すのにだいたい3Fかかるので、-2Fまでなら相手より動き出すのが遅くてもガードが間に合うのだ!
相手の反撃を許すな!
いろいろな攻撃を試してFRAMEを確認してみると、相手にガードされてなお有利な攻撃があることにお気づきになっただろうか?
FRAMEが(+2)とか(+3)になってる攻撃だ!
こういうガードさせて有利な攻撃は強いぞ!
しゃがみ強キックへの確定反撃で似たような計算をしたけど、例えばガードさせて(+2)の攻撃があったとする。
相手が攻撃をガードした後に、一番早い3Fの攻撃で反撃しようとしても、自分の方が2F早く動けるので、4Fの攻撃を出せば、相手の反撃より1F早く相手に攻撃を当てることができる!
そしてもし5Fの攻撃を出しても相打ちになる!...
と、思うじゃん?
相打ちの場合は、その5Fの攻撃が、弱パンチ/弱キックであるか、中パンチ/中キックであるかで話が変わってくるのだ!
弱<中<強の法則
弱、中、強攻撃の違いと言えば、弱の方が速い・短い・威力が小さい、強攻撃の方が遅い・長い・威力が大きい、中攻撃はその中間、というなんとなくなイメージはつかんでもらっていると思う。
しかし弱中強の違いはそれだけではない!
このゲームでは、まったく同じタイミングで攻撃が出たときに、
同じ強度の攻撃であれば相打ちになるけど、
強度が違う攻撃だと強度の強い方が勝つのだ!
例えば、
同じタイミングで弱パンチと中パンチが出ていると中パンチが勝つし、
同じタイミングで中キックと強キックが出ていると強キックが勝つ!
つまり、ガードさせて(+2)の攻撃をガードさせた後に5Fの中攻撃を出すと、相手が最速の3Fの弱攻撃で反撃しようとしても相打ちにはならず、中攻撃を出した自分が一方的に勝てるのだ!
こうなるともう相手はおとなしくガードをするしかなくなるぞ!
ガードし続けて距離を離そうとしてくるとき
これはとっても単純。しゃがみ強キックをやめて前に歩こう!
相手との距離を詰めてから再び攻撃するのだ!
でも歩くために攻撃をやめる必要があるから、その隙に相手から反撃される可能性は考えなくちゃいけないぞ!
歩いたら再び攻撃するだけじゃなくて、ガードをして相手の様子を窺ったりもしてみよう!
ちなみに前の話で出たように、しゃがみ強キックではなくてガードさせて有利な攻撃を使うと、より安全に距離を詰めることができるぞ!
そもそもガードできない攻撃を仕掛けてやろう!
ガードさせて有利な攻撃を相手にガードさせている間は、自分に有利な状況ではあるんだけど、ガードされ続ければ最終的には届かなくなってしまうし、距離を詰めようと歩くにしても、歩いてる間に反撃されないかハラハラしなきゃいけない。
こんなことを繰り返してても疲れるだけだし、絵面も地味だし、正直やりたくない...
そんなときは相手を投げてやろう!
投げはすべてのキャラクター共通で、弱パンチと弱キックボタンを同時に押すと出すことができるぞ!
(方向キーを後ろに入れながら投げを出すと、相手を後ろに投げるぞ!)
トレーニングモードで試してみてもらえば分かるけど、投げはガードすることができないぞ!(「全てガード」に設定したダミーも投げ放題だ!)
投げの届かない距離まで離れるか、ジャンプするかして避けるしかないのだ!
(ただし投げもほかの攻撃のように、実際に投げるまでに5Fの予備動作があるので、その間に反撃することは可能だぞ!)
(実は避けるしかないのは嘘で、「投げ抜け」というものがあるぞ!相手が投げを入力してから7F以内にこちらも投げを入力する(実際投げるまでは5Fなのに、7F目まで投げ抜けできるぞ!)ことで、投げを無効化できるぞ!)
じっとガードを続ける相手は投げてお仕置きしてやろう!
しゃがみ強キックが届かないところからジャンプ攻撃してくるとき
見ればキャラクターの位置関係的になんとなく分かると思うけど、しゃがみ強キックとジャンプ攻撃がぶつかり合うとジャンプ攻撃だけが当たるぞ!
なのでまずはしゃがみ強キックを使うのをやめよう!
そして相手のジャンプ攻撃を迎え撃つ準備をするのだ!
ジャンプ攻撃をガードしよう
一番手っ取り早いのはガードだ!
攻撃するのと違って振りかぶっているうちにやられることがないからね!
ただししゃがみ強キックとはガードの仕方が違うので注意!
ジャンプ攻撃はしゃがみ強キック(下段攻撃)とは違って、立ちながらでないとガードできないのだ!
このゲームではこういうしゃがみガードができない攻撃を中段攻撃と呼んでいるぞ!
(ジャンプ攻撃以外にも、特殊技(方向キーを特定の方向に入れながら攻撃)や、必殺技(特定のコマンドを入力して攻撃)の一部に中段攻撃があるぞ!)
(ジャンプ攻撃は中段攻撃だけど、必殺技の中にはジャンプしながら攻撃するのに中段攻撃ではないものがあるぞ!とてもややこしいぞ!)
そしてジャンプ攻撃をガードをするときは有利不利に注意!
トレーニングモードでFRAMEを確認してもらえば分かるけど、ジャンプ攻撃はガードさせても平気で(+8)有利とかだったりするぞ!
なのでジャンプ攻撃をガードできたからといって暴れてはいけない。油断せずに相手の様子を見よう!
(ジャンプ攻撃は相手にヒットした・ガードされたときに、自分が着地に近いほど大きな有利が取れるようになっているぞ!)
めくり攻撃をガードしよう
めくり攻撃はジャンプ攻撃の一種だぞ!
相手の真後ろに着地できる位置からジャンプ攻撃を出すと、相手の頭をかすめるように攻撃しながら相手を飛び越えることができるぞ!
(ただしジャンプ攻撃にはめくり攻撃ができる攻撃とできない攻撃があるぞ!)
(めくり攻撃がまったくできないキャラクターもいるぞ!)
このめくり攻撃、相手を飛び越えながら攻撃するというのがとても強い。
何故なら「相手を飛び越える」=「自分と相手の位置が入れ替わる」=「めくり攻撃の瞬間ガード方向が反対になる」からだ!
つまり普通のジャンプ攻撃だと思って方向キーを後ろに入れてもガードできない!
めくり攻撃をガードするには方向キーを前に入れる必要があるぞ!
ジャンプ攻撃を地上対空で迎撃しよう
ジャンプ攻撃はガードしても攻撃側が有利なのか...じゃあおとなしくガードし続けるしかないな...
と思ったそこのあなた!
だったらやられる前にやればいいのです!
このゲームはちゃんとジャンプ攻撃に反撃するための攻撃(対空攻撃)を用意してくれているのだ!
ただしキャラクターによってどの攻撃が対空攻撃になっているのか違うので注意!
(攻撃してみて「上を攻撃してるなー」と思ったらだいたいその攻撃で対空できるぞ!アッパーとかハイキックとか)
実際にトレーニングモードで練習してみよう!相手はRYUくんにしよう!
トレーニングモードを起動したら、レコード機能でRYUくんに「垂直(真上)ジャンプ→前ジャンプ→ジャンプ中キック」をやってもらおう。
ジャンプ中キックは地上にいる相手に当たるように、ジャンプの降り際に出すようにしよう!
(ちなみに最初の垂直ジャンプは、ジャンプ中キックを出すタイミングを分かりやすくするためなので、必要ない人は垂直ジャンプを省略してもいいぞ!)
そうしたら、RYUくんのジャンプ中キックを迎え撃つように対空攻撃を出してみよう!(迎え撃つ方も仮にRYUくんとすると、対空攻撃はしゃがみ強パンチだ!)
コツはRYUくんがジャンプ中キックを出すより少し早めに対空攻撃を出すことだ!
見事RYUくんのジャンプ中キックを打ち落とすことはできたかな?
やってみて分かったと思うんだけど、対空攻撃はタイミングが難しい。
早すぎると相手に当たらない(しかもその直後に相手のジャンプ攻撃を喰らってしまう)し、遅すぎると対空攻撃を振りかぶってる間にジャンプ攻撃を喰らってしまう。
そしてもうひとつ、めくり攻撃には対空攻撃を当てづらい。
いくら対空攻撃といえども、上「斜め前」を狙う技なので、自分を飛び越えながら攻撃してくるめくり攻撃には当てづらいのだ。
ちなみに相手との位置が入れ替わってから対空攻撃を出せれば、自分のキャラクターが飛び越えた相手の方に振り返ってから攻撃してくれる。
だけど、上手なめくり攻撃は攻撃を当てる瞬間まで位置が入れ替わらないので、こちらの対空攻撃は当たらずに、相手のめくり攻撃だけが当たるなんてことがよく起こる。
(上手な人は相手がジャンプしたときの位置関係から、普通のジャンプ攻撃かめくり攻撃かを判断するぞ!)
めくり攻撃を空対空で迎撃しよう
じゃあめくり攻撃はおとなしくガードするしかないの...?
というとやっぱりそんなことはない。
こちらもジャンプして攻撃してやればいいのだ!
ポイントは「相手はめくり攻撃をしようとしている」ということ。
めくり攻撃をしようとしているということは、ジャンプの降り際まで攻撃を出さないということなのだ!
だから相手が空中にいるうちにこっちもジャンプして空中で迎撃(空対空)してやるのだ!
トレーニングモードでは引き続きRYUさんに相手になってもらおう。
RYUさんにはさっきとまったく同じようにジャンプ中キックをしてもらうぞ。
(実はRYUさんのジャンプ中キックはめくり攻撃だったのだ!)
RYUさんがジャンプ中キックをしようと前ジャンプをしたら、こっちもすかさずジャンプして攻撃だ!(攻撃は基本的になんでもいいけど、弱攻撃の方が素早く攻撃できるので当てやすいぞ!)
ちなみに「めくり攻撃」=「相手が近くから前ジャンプしたとき」は、前ジャンプじゃなくて、垂直ジャンプか後ろジャンプをすると攻撃を当てやすいぞ!
覚えること多すぎでは?
ここまで大変な長文を読んでくださった読者の方は薄々お気づきになっているかもしれない。
今回はしゃがみ強キックを例に出したけど、もしかして
弱パンチ・中パンチ・強パンチ
弱キック・中キック・強キック
×
立ち・しゃがみ・ジャンプ
×
40キャラクター
で720通りのお仕置き方法を考えなきゃいけないの...?
しかも普通の攻撃以外に必殺技もあるんでしょ...?ヤバない...?
そんなん要らん。
もっと気楽に対戦しちゃおう!
対戦してみて、負けちゃったら、その相手がやってきた攻撃を真似してみて、お仕置き方法を考えればいいのだ。
そうやってひとつずつ覚えればOK!
ちなみに相手が(偶然)使ってこなかった攻撃はお仕置き方法考えなくていいの?ってなるけど、そんなもんだよ。
使われたときに初めて考えれば十分。
...え?負けちゃったけど相手が何をしてるか全然分からなかった?
分かるぅ~!!!
自分の使ってないキャラクターが何をしてるかなんて分かりっこないよね。
でも実は調べる方法が用意されているぞ!
(面倒くさいときは偉い人に聞こう!)
対戦を振り返ってみよう
メインメニューに戻って「ファイタープロフィール」を開こう。(右下に小っちゃく書いてあるぞ!)
ファイタープロフィールを開いた後に、左の縦長ウィンドウを「バトルログ」(一番右のメニュー)に変更しよう。
すると、オンライン対戦のリプレイを見ることができるぞ!
(メインメニューのバーサスモードの対戦は見れないぞ!対戦した友達に直接教えてもらってね!相手がCPUのときはあきらめてね!)
対戦のリプレイが始まったらまずはスタートメニューを開こう。
そして「キーディスプレイ」と「アタックデータ」を「表示する」に変更しよう。
そうすると、リプレイ中の画面に「どの方向キー・攻撃ボタンが入力されたか」と「ダメージやフレームの情報」が表示されるぞ!
これで問題のシーンを探して、相手が何をしていたのか調べよう!
(リプレイ再生中にボタン操作で一時停止やコマ送りもできるぞ!)
あとがき(飛ばし読みしよう!)
なんだこの文字数!?
簡単とはいったいなんだったのか...
これでも説明してない話がてんこ盛りなんだけどね。
ストリートファイターV特有のシステム(Vスキル、Vトリガー、Vリバーサル、Vシフト)の話とか、必殺技関係(コマンド技、特殊技、EX必殺技、CA、無敵技、キャンセル必殺技、コンボ)の話とか。
でも基本的な遊び方は説明したつもり。
負けたら、研究して、復讐しよう!
その辺の人に「ストVでこのキャラクター使ってるから教えて~」と言うと、だいたいの人が「とりあえずこの攻撃を使ってみな。強いから」と教えてもらうことが多いと思ってるんだけど、
実際に使ってみると確かに強いし、対戦でも勝てる。
でも「なんで強いのか?」に興味がないと、しゃがみ強キック連打と同じようにいつかお仕置きされて、「通用しないじゃん、嘘じゃん」で終わってしまう。
...と、個人的に思うので、
こういう頭でっかちな話を「面白い!」と思える人がストリートファイターVで遊ぶのには向いてるのかもしれないと思ったり。。。