塾帰りの不動くん。夜道を歩く。
背後から声がする。
耳繰「アンタが不動ね」
振り向くと怖い顔の女の子。
耳繰「お化けだぞ👻」
不動「!!」
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耳繰「ふふふ…声も出ないようね」
耳繰「このままサクッと恐怖心をいただくとするわ」
不動くんの胸あたりに手を突っ込んで取り出そうとする耳繰さん。
耳繰「!?」
恐怖心が取り出せない。
耳繰「なんで!?お化けが怖くないのか!?」不動「いや怖いとか以前に話が理解できないんだが…お前お化けなの?」
耳繰「逆に聞くけど普通の人間に見える?」
不動「普通じゃない人間になら見えないこともない」
耳繰「」
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〜説明タイム〜
不動「ふーん…つまりお前はお化けで、俺を脅かしにきたのか。じゃあお前が噂の…」
耳繰「いや納得されても困るんだけど。怖がってくんない?」
耳繰「っていうか噂って何?」
不動「最近この辺「出る」って、クラスで噂になってたぜ」
耳繰「!」
耳繰「私…今日初めて「出た」んだけど…」
青ざめる耳繰さん。
不動「え、そうなのか。じゃあアレはまた別のだな」
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不動「お化けの繁忙期なのかな…まぁ、お前もがんばれよ」
去ろうとする不動くん。引き止める耳繰さん。
不動「?」
耳繰「…一緒に帰ってよ」
目を合わさずにお願いする耳繰さん。
不動「…お前本当にお化けか?」
耳繰「別にお化けに怖いものがあってもいいでしょ!」
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いや長いわ。
こんなん4ページ無理では?
もうちょっと何とかならんものか…