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「あっ!ちょうどいいところに通りすがりの人間が!!」
「お嬢!これは千載一遇のチャンスですよ!!」
「残りのおばけパワーをすべて注ぎ込んであの人間を恐怖のドン底へ叩き落としてやりましょう!!」
「しょうがないなぁ…」
「あ!!でも気合を入れすぎないでくださいよ?」
「おばけパワーを使い果たして自滅なんてことになったら末代までの恥ですからね!?」
「全力投球なのかセーブなのかどっちなんだい」
「両方やらなくっちゃあならないんですよ」
「つらいところだねぇ」
---冒頭へ戻る---
「…は、はぁ、それで私を脅かそうと…?」
「その通りでございます」
「しかし残念ながらお嬢はおばけパワーを使い果たしてしまいこのような見るも無惨なお姿に…」
「お前が怖がらないからやろがい!!」(喉元に突き付ける)
「えぇーーーっ!?」
「お前があのまま恐怖のドン底に落ちていれば全て丸く収まっていたものを…!!何を私の可愛さに絆されているのだこの野郎!!」
「理不尽な…」
「さぁ今お前は命を狙われているぞ!恐れろ!慄くのだ!そして恐怖心をお嬢に献上しろ!!」
「そ、そんな…(かわいいなぁ…)」
お付きの背後で動く影に気づく人間。
「あ、あぁ…」
「やればできるじゃないか人間!いいぞその調子だ!!」
人間はお付きの背後を指差す。
「?」
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とりあえずここまで。
いったん最短距離を進めてるつもりではあるけど、これ16ページに届くかな…
どっか盛らなきゃダメかな。。。