何!ネームを描いたら原稿作業に進むのではないのか?
なぜ構想練りに戻っているのか。
思うところあったからである。()
そもそも職場の飲み会から帰ってきて一休みしてたら2時を過ぎてしまっていたのでこれから何かを描く気力がわかない。
で、何を思ったかというと
涎の設定サラっと流しすぎでは?
確かに涎が出てるところは描いてるし、「千古くんが舐めたくて涎が出る」みたいなことも喋らせてるけど、男女宮さんの正体を疑っているところを主軸にするならもっとガッツリ描くべきではないか。
つまり「男女宮さんに問いかけるくだり要らなくね?」と思った次第。
4ページに対して情報を詰め込もうとしすぎていたのだ。4ページで描ききるだけの技量がないともいう。
そんな感じで考えた構想をメモしておく。
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歩いている二人。下校時のイメージ。
ナレ「男女宮涼子は正体を隠している…!!」
男女宮さんに視線をやる千古くん。
男女宮さん「う…」
男女宮さん「...ふっ」
千古くん「!」
男女宮さん口元から下アップ。
男女宮さん「あ、あぁ...あっ」:ダバダバ(涎の音)
男女宮さんアオリアングル。
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男女宮さん「…ごめんなさい、千古くん」
男女宮さん「お願いできるかしら」
口元を抑える男女宮さん。溢れる涎。
千古くん「うん」
手を差し出す千古くん。
口を開く男女宮さん。口元から下アップ。横アングル。
千古くんの手を舐める男女宮さん。
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ナレ「男女宮は時折『衝動』に襲われる」
千古くん胸元から上。
男女宮さん口元アップ。:ピタァ(涎の止まる音)
千古くん「…そんなに美味しい?」
男女宮さん「!」
口を離す男女宮さん。
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男女宮さん「…そうね、『好きな味』がするわ」
口元を拭く男女宮さん。直立。
ナレ「彼女は自分で言わないが」
千古くん直立。
男女宮さん「…行きましょ」
ナレ「実は吸血鬼とか人を食べる妖怪の類に違いない」
踵を返し歩き始める男女宮さん。
千古くん(いつか…)
千古くん胸元から上アップ。
ナレ「『本当の彼女』を見られる日は来るだろうか」
男女宮さんを追いかける千古くん。
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こんな感じ。
これでもう一度ネームを描いてみよう。